kokoroとkaradaを幸せに

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中1息子の反抗期と向き合う、乗り越える

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子育てでつまずいたら、本を読みまくる!

こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。

 

中学生になった息子の反抗期が始まったなと思う今日この頃。

まだ、そんなに激しくはないですが、こんな兆候が見られます。

 

  • 会話をしたがらない。(ゲームに夢中)
  • 何か聞いても「知らない」「べつに」「大丈夫」などの単語しかかえってこない
  • 注意したり、こちらの意見を言うと睨む
  • 妹に冷たくあたる

 

と、こんな感じ。

暴言を吐いたり、暴力を振るったりということはありませんし、機嫌の良い時はニコニコと「ママ〜」と話してくる時もあるので、まだ可愛さが残りますが、反抗期をこじらせず、早く抜け出してくれるといいなと思い、沢山ある反抗期に関する本を読んでみました。

 

正しい親の対応と心構えを知っておきたいと思ったのです。

 

そして、読んだことを早速実行したら、すでに息子に変化が見えてきました。

 

妹にとても優しく接するようになったのです。

勉強を見てあげたり、具合が悪くて私が寝込んでいた時に、娘を外に連れ出して遊んでくれたり、学校の準備を見てくれたり。

 

親が変わろうとしていることを、ちゃんと子供は感じ取ってくれます。

 

子供の大人への成長である反抗期を親子で乗り越え、後から良い思い出だったと思えるようにしたいです。

 

 

 

 

本で得た反抗期に対するヒント

数冊読みましたが、中でも心が動き、分かりやすかった2冊を紹介します。

 

まず、反抗期に関する本を読んでどの本にも共通して書いてあったことは、

 

  • 過干渉をやめて大人扱いすること
  • 親が冷静になること

 

でした。

 

もう、この2つが反抗期に対する結論だと私は感じます。

 

何でも親の言うことを聞かせて、育ててきた幼児期からギアチェンジしなくてはいけないわけです。

 

親が変わらなければ、子供は辛い反抗期をずっと彷徨い続けるのだと理解できました。

 

息子をそんな辛い目に合わせないよう、親が努力しなくてはいけない方向を間違わないようにします。

 

 

本『尾木ママの10代の子をもつ親に伝えたいこと』

 

 

尾木ママの優しい言葉かけに、心が癒され、一生懸命子育てしようと思っている自分がまず元気付けられます。

 

心に響いた点を何点か紹介します。

 

 

思春期を楽しめる親

「うるせぇな」「わかってるよ」と子どもから言われ、それが「あら、なかなかしっかりしてきたわね」と楽しめる親であってほしいと思います。

 

反抗期も子供の成長の過程。

親だから出来ることと思い、親も子供と一緒に成長する機会なのだとメッセージを送ってくれています。

 

 

上から目線、正論で抑えるのはNG

「やっぱり大人はそうなんだ」と反発するばかりなので、とにかく寄り添い、共感して、じっくり話を聞いてあげることが大切。

 

いろいろ経験してきている分、ついつい口出ししたくなりますが、ここはぐっと我慢。

 

共感して、寄り添い、できたところは褒めてあげるだけで、息子は最初に書いたような妹に優しく接するという変化が見えました。

 

 

荒れた子には、怒鳴るのではなく「どうしたの?」

子供が抱えている辛さの共感のために「どうしたの?」と理由を尋ねてあげます。

 

ここでも、「それは、大変だったよね」「辛かったよね」と相づちが打てる話が子供の口から出てくるまで、子供の話にしっかり耳を傾けてあげましょうとあります。

 

傾聴、傾聴、そして傾聴と共感というわけです。

 

こちらが、どんなに意見してもあまり意味がないのです。

 

 

 

本『反抗期乗り切りマニュアル 「こんな時どうしたらいい?」がわかる』

 

反抗期乗り切りマニュアル―「こんな時どうしたらいい?」がわかる

反抗期乗り切りマニュアル―「こんな時どうしたらいい?」がわかる

 

 

様々なパターンの反抗期を取り上げ、それに対して親がどう接するべきか解説してあります。

 

非常に分かりやすく、腹落ちします。

 

ここで、心に刺さった何点か紹介します。

 

 

親の気持ちを分かってもらう前に、子供の気持ちを分かろうとしよう

多くの親が「子どもになんとか自分の気持ちを伝えよう」とがんばっています。「伝え続ければ、いつかきっとわかってくれるはず」という思いがあるんです。

でも、その思いのほとんどは、うまく届きません。

 

実にそうですよ。

きっと伝わると私も信じていました。

 

子どもが親に対して行う攻撃のほとんどは、親が先にしかけた実力行使によって引き出されたものです。

 

だから、親はまず自分の感情をコントロールして、冷静にならなければいけないのです。

子供と対等にやりやってはいけないということが、よく分かりました。

 

 

「勉強させよう」と親があせってもムダ。

勉強について親はある程度、あきらめなくてはいけないそうです。

 

親から「勉強しなさい」としつこく言われて「よし、やるぞ」と思う子どもなんていないんです。

勉強は、無理やりやらせても身につきません。

 

確かにそうなんですよね。

自ら学ぼうという意欲の元、勉強しないとただの時間の無駄です。

 

ゲームに夢中になる息子の姿を見て、ついつい「勉強しなくていいの?」と言いたくなりますが、そこは、我慢して、私が勉強を楽しんでいる姿を見せようと思います。

 

 

子どもの気持ちは、「話せばわかる」じゃなくて、「聴けばわかる」

子どもの反抗に悩んでいるお母さんの多くは、しゃべりすぎです。あるいは、質問のしすぎです。

 

以前、「話してくれなきゃあなたの気持ちはお母さんには分からない」と言い、質問攻めにしたことがありました。

まずかったですね。

大反省です。

 

親は子供より多く話さない、子どもの言葉を丁寧にくりかえす、そして、大きくうなずいたり、相づちを打つ。

 

やっぱり、大事なのは傾聴なのです。

 

 

25の反抗期乗り切りマニュアル

最後に25この反抗期乗り切りマニュアルが紹介されていますが、前と重複する部分もありますが、特に基本となる5つを紹介します。

 

  1. 子どもと対等に「ケンカ」してはダメ。大人であるあなたから「一歩引く」こと。
  2. 思春期は子育てのギアチェンジの時期。「ドーンと構えて見守る」のがいちばん
  3. カッとなったら親のほうがクールダウンする
  4. 「反抗期かな?」と気づいたら、過干渉をやめよう
  5. 子どもの気持ちは、「話せばわかる」じやなくて、「聴けばわかる」

 

 

 

子どもとしっかり向き合う

子どもを干渉し過ぎず、でも逃げるのではなくちゃんと向き合う。

 

初めての子どもの反抗期ですが、自分だって中高生の頃同じような気持ちで過ごしていたわけなんですよね。

 

どうして、あの頃の気持ち、あの頃の大人への反発を忘れてしまうのでしょうか?

 

自分も通ってきた道なのだから、もっと簡単に対処できそうですが、難しいものです。

 

愛情を持って、子どもの反抗期を乗り切るとともに、男の子育児は、この辺りから夫に交代だと私は考えています。

 

息子のことも、この本の内容も夫とよく話し合い、息子の子育ては夫にバトンタッチしていきます。

 

しかし、「私は、知〜らない」というわけではもちろんありませんので、傾聴と共感と励ましは続けていきます。

 

そして、まだ反抗期まで時間のある娘にもたっぷりと愛情を注いでいきたいです。

 

 

 

最後までお付き合いありがとうございます。