工藤勇一先生の本から子供の本当の教育の意味と自分の人生について考える
子供に本当に必要な教育って何だろう?
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
反抗期に近づいてきた息子の応対をちゃんと身につけようとして、本を読み実践したブログはこちら。
中1息子の反抗期と向き合う、乗り越える - kokoroとkaradaを幸せに
今、冷静になって考えると息子が反抗期に突入した最も大きな原因は私が「ちゃんと結果の出る勉強をしなさい!」と強く言ったこと。
もちろん、息子に良かれと思って言ったんですよ。
世の中、過程より結果が重要視される場面はよくあります。
だから、息子のためと思っていたんです。
その時は。
でも、完全に拒否され、反抗してきた息子に、まずいなと思い、反抗期の親の対応に関する本を読んだわけです。
間違っていた私の行動と発言はすぐに直しました。
優しい息子に戻るまで2ヶ月かかりませんでした。
息子の成長にとって何が大切なのか、考えて行動すれば難しいことでもなかったなと今は思います。
今は・・・。
そんな時、お友達のFB投稿にこちらのサイボウズデイズでの工藤勇一先生の講演の様子が上がっていました。
以前、何かのテレビで工藤勇一先生の話を聞いた時に衝撃を受け、教育の根本をきちんと自分なりに考えなくてはと思ったことを思い出したのです。
そして、早速、工藤勇一先生の『学校の「当たり前」をやめた。』を読み、子供達に本当に必要なことを考えてみました。
学校の「当たり前」について考える
学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革 ―
- 作者: 工藤勇一
- 出版社/メーカー: 時事通信社
- 発売日: 2018/12/01
- メディア: 単行本
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内容
「みんな仲良く」と教室に掲げても、子どもたちは仲良くなりません。他者意識のない作文、目的意識のない行事すべて、やめませんか。宿題は必要ない。クラス担任は廃止。中間・期末テストも廃止。何も考えずに「当たり前」ばかりをやっている学校教育が、自分の頭で考えずに、何でも人のせいにする大人をつくる。
この内容を読んだだけで、頭クラクラしませんか?
いかに大人は何も考えずに子供を教育しているか。
一体、子供の教育に大切なこととは、本質的に何なのか?思考を怠けず、大人が自分の頭で考えるべきだと感じました。
自分の頭で考えることに関してはこちらのちきりんさんの本もおすすめ。
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本『自分のアタマで考えよう』知識と思考の違い - kokoroとkaradaを幸せに
大人の子供に対するこうあるべきとか、学校教育の「当たり前」を本当にそうなのか?と問う本でした。
子供に対して大切な教育は将来社会で自律できること。
そのためには何をしたらいいのか?
何を教えたらいいのか?
机に向かって行う勉強だけが全てではないことは、当然ですよね。
主体的に物事を考え、行動できる声かけが必要です。
教育方針は少しずつ社会に出てから必要なスキルを身につけさせようとするものになっていますが、まだまだです。
そして、そのために大事なことは、
「目的と手段を取り違えない」
「上位目標を忘れない」
とありました。
将来、自律できる大人に育てるために、上位目標を意識して、子供と接していきたいです。
上位目標を意識する
この本を読んだことで、子供の教育だけではなく、私の人生においても、私の好きな「7つの習慣」に出てくるミッションステートメントを自分の人生の中でもっと意識したいなと感じました。
人生の『上位目標』は、ミッションステートメントです。
そろそろ来年の目標を立てる時期になりました。
この2年間は新しい様々な取り組みを通して、目標がだいぶ達成できました。
なので、来年は『上位目標を意識して、自分の好きなことだけをしよう!』の1つだけに目標を絞っていきたいです。
毎年カテゴリー分類して、いくつも目標設定しますが、来年はこれに集約してワクワクを増やしていきます。
時間は有限。
やりたくないことに、貴重な時間を使うことは、やめよう!
今年の振り返りと来年の目標は後日まとめたいと思います。
最後までお付き合いありがとうございます。