子育て中のイライラやモヤモヤを解消するおすすめの本
子育て中の心
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
子育て中にあるイライラやモヤモヤ、誰でも経験したことがあると思います。
少しでも解消して、幸せな気持ちに溢れた毎日を過ごしたいですよね。
そんな心の不調の解消に役立つ本を読んだので紹介します。
ちなみに、この本は子育てに特化した本ではありませんので、子育て中でない方にも同じような心の悩みの解消にとても良い本です。
心のイライラやモヤモヤ解消に
子育ての心の不調には様々な種類のものがありますが、正解のわからない不安からくるものが多いのではと感じています。
子供の数だけ個性があり、親の数だけ子育てに関する考え方があるわけで、これを掛け合わせれば、正しい答えなんて見つかるわけがないのがわかります。
そんな時、自分の日々の行動や決断に自信を持つことができたら、もっと楽にもっと幸せに子育てもできるし、毎日を暮らせると思いませんか?
日々の決断の連続で人生が積み上がっていくのであれば、自分の心の奥底の価値観からなる決断が幸せな人生の大切な鍵だと私は思うのです。
子育てのイライラやモヤモヤも自分の決断に自信が持てれば、自然と無くなっていくのではということで、こちらの本をおすすめします。
10-10-10 人生に迷ったら、3つのスパンで決めなさい!
- 作者: スージー・ウェルチ,小沢瑞穂
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: 単行本
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◻︎この選択をしたら、10分後はどう変わる?
◻︎この選択をしたら、10ヶ月後に後悔しない?
◻︎この道に進んだら、10年後、あなたは幸せ?
この10-10-10のスパンで自分の決断をし、自分らしい人生を築いていきます。
本には様々な具体例が載っていて、10-10-10の効用をなるほどと納得できます。
恋愛や仕事、子供や友達、最後は生と死について書かれています。
子育てと仕事の間で迷った時
ここで、本の内容を少し紹介します。
仕事をとるか、子供をとるか
子供たちとお気に入りのテレビを一緒に見ることを約束していたのに、急な残業を頼まれてしまった時の決断です。
10分後。残業すれば、子供たちと話し合いをすることになるだろう。
「約束したのに、ママ!」とか、「どうしていつも仕事の方が大事なの?」という不平が聞こえてくるだろう。
10ヵ月後。その頃は勤務評価の時期で、問題が起きたときに頑張った私のことを、上司がまだ覚えている事は確かだ。
家では、子供たちと共に10ヶ月前と変わりなく続いているテレビを見ているだろう。そして、模範的な行いを増やすことで、私が一度行方不明になったことなど、子供たちの記憶から消えているだろう。
10年後。残業したのであれ、帰宅したのであれ、ちょっとした夕方のちょっとした選択など、広い視野で見れば問題にはならないだろう。
そう考えたとき、悩みはふいに些細な問題となった。
信頼こそ、すべて
仕事における大きなチャンスと子供との大切な約束。人生の重要な出来事が重なってしまった時、さあどういう決断を行うか・・・。
10分後のシナリオでは、簡単な解決策がないことがわかった。
仕事を引き受ければ、私にとって職業上の大きな後押しとなるが、子供にとっては大きなショックとなり、傷つき、混乱するだろう。
10ヵ月後のシナリオでは、どちらを選んでも結果に大差は無いように思えた。
それまで以上に努力すれば、仕事に欠席した分を取り戻すことができるだろう。あるいは、子供に必ず付き添い、とことん子供の機嫌をとることもできるだろう。だが、自分自身をごまかすことはできない。どちらを選ぼうとその影響まだ残っているだろう。
10年後のシナリオでは、気分が晴れるビジョンが見えた。
遠い将来、大きく展開した私のキャリアは、あるべきレベルに到着しているだろう。1つの仕事で決まるレベルではなく、それまでの紆余曲折からなる長距離レースで決まるレベルだ。けれども子供の行事は1度だけ。10年後には、彼は家を離れて大学に入るだろう。それまで一緒に過ごす時間は、貴重なものにも、悲惨なものにもなり得る。人生初の正念場にいる子供を私が見捨てれば、後者になる可能性が大きくなってしまう。母親が自分のそばにいてくれるとは信じられなくなるだろう。
このように、目の前の状況による決断ではなく、10ヶ月後、10年後のビジョンも含めることで、自分の価値観に沿った決断ができるようになります。
これが、子育て中のイライラやモヤモヤの解消のヒントになるのです。
幸せな決断
10-10-10を知っていると、毎日の決断が楽になってきます。
これは重要な決断だと思って身構えていたけど、10年後を考えると大したことないなと思ったり、目の前のことに飛びつきたくなっても10年後はこれで幸せになれるかな?と考えれば、もっと幸せな未来のための決断ができたりします。
いつも心の片隅にそっと「10-10-10」を置いておきたいです。
最後までお付き合いありがとうございます。