本『森へ行きましょう』人生のあの時のあの選択・・・
人生はたくさんの選択の積み重ね
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
人生はたくさんのたくさんの選択の連続です。
過去のどこかのタイミングで違う選択をしていたら、全く違う人生になっています。
とても興味深いなと感じています。
そして、未来の自分の人生がどのように変化しているかなんて、これっぽちも分かりません。
今日の小さな選択が、未来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
そう思うと、私の人生はこれから何が起きるのか、何を選んでいくのか、ワクワクするし、不思議なことです。
ほんのわずかにずれているだけで、人生はおおいに変化する・・・。
今日、紹介する本は同じ時間のなかの異次元に存在するパラレルワールドに住む2人の女性の物語。
読んだ後は、自分の生きてきた過去と分岐点を思い出しながら、まだまだこれから何が起こるかわからない人生に少しの不安とたくさんのキラキラを見つけることができる1冊ではないかと思っています。
本『森へ行きましょう』川上弘美著
内容
1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。
「いつかは通る道」を見失った世代の女性たちのゆくてには無数の岐路があり、選択がなされる。選ぶ。判断する。突き進む。後悔する。また選ぶ。
進学、就職、仕事か結婚か、子供を生むか...そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか。
少女から50歳を迎えるまでの恋愛と結婚が、ふたりの人生にもたらしたものとは、はたして
ひとりの女性の人生が変化したり、しなかったり、上手くいったに、いかなかったり、様々なのだというと、当たり前だけど、読んでいて非常に面白かったです。
それぞれの歳でぶつかる問題や悩み。
あるよ、あるよと頷いたり、こんな選択だったら違っていたよねとか色々考えてしまう。
ひとりの女性の人生を誕生から50歳過ぎまで追っていくのも物語の面白さでもあります。
自分の人生は一度だけ。
でも、色々な人生を経験したいもの。
それは、読書で体験することができます。
私の読書が好きな理由に、自分には経験できない様々なことを経験することができるから、その時の感情を味合うことができるからというものがあります。
そんな人生の経験が増える1冊でもありました。
自分の今この時を精一杯楽しむ
この選択がどんな未来を導くのか。
夫のいつもの口ぐせ。
「今が続いて未来になるからね。
今を、精一杯楽しんだらいいんだよ。」
未来に対してネガティブになっている時によく声をかけてくれます。
今を、この瞬間を、大事に大事に生きたらいいんですよね。
全ての時間を、全ての人との関わりを私は宝物として生きていきたいです。
きっとそんな自分が選択した人生の道は輝く明るい森へ続くのかな。
最後までお付き合いありがとうございます。