本『君たちはどう生きるか』子供と一緒に考えてみよう!
子供と一緒に読んでみよう
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
関東では、花粉がそろそろピークを迎えるようで、毎日くしゃみと涙で、朝が始まります。
肌も敏感肌に傾きがちで、ピリピリしたり痒くなったりします。
今年もアベンヌスプレーとアルージェのトラブルリペアを使って、肌を花粉から守っています。
辛い時期ですが、暖かい春まであともう少し。
何とか乗り切っていきたいです。
今回は有名な1冊、「君たちはどう生きるか」を以前息子と一緒に読んだので、その時の感想を紹介します。
子供にも大人にもおすすめなこの本。
この本の1番良い読み方は、親子で一緒に読むことではないかと思っています。
または、この本を読んだ大人と子供が意見交換することではないかと。
1人で読んでも気付きはもちろんたくさんあります。
でも、子供が読んだ時の気付きと、大人が読んだ時の気付きって少し違うんですよね。
そして、意見交換することで新しいことが見えてくる。
子供にとっても有意義な時間になるはずです。
息子が考えたこと
物語の中で、コペル君はいじめられた時に助けるという約束を破り、友達を裏切ってしまいます。
その罪悪感と、これから裏切った相手にどう接していいか分からず、コペル君は、学校に行けなくなります。
自分だったらこんな時、どうするか息子は考えていました。
多分、コペル君と同じことが起きたら勇気が出ないかもしれないと自信なさそうにしていました。
きっと声を上げられない。
でも、僕は絶対に学校は休まない。
学校に行っても、ちゃんと謝ることができるか分からないけど、学校は絶対に休んでは行けないと強く話していました。
「どうして?」と聞いても、自分でも明確な理由がわからないようですが、とにかく学校は休んではいけないのだという、信念みたいなものがあるようでした。
うまく対処できるか分からないけど、そんな時に自分はどうするのか、どうすべきなのか、真剣に考えることがまた1つ前に進むきっかけになるのかなと思います。
また、貧しくて家業を手伝って、学校に行かずに働いている友達の話では、「励まして、休んでいた分の勉強を教えてあげる」と話していました。
手伝ってあげようかなとも。
友達を想う優しい心がこれからも育ってくれればいいです。
そして、最後に「あなたはどう生きる?」と質問すると、しばらく考え「勉強して、人の役に立ちたい。」とボソボソっと。
まだ、自信はなさそうですが、今自分ができることは、学ぶことなのかなとぼんやりとでも分かっているようです。
様々な学びの中で、社会のどの部分に貢献できるか見つけていってくれればいいなと思います。
困難に出会った時、一人で悩まず相談できる誰かがいて、立ち向う時はきちんと自分で向かう人間になってくれたらいいな。
様々な大人と交流を持つこと
本の中ではコペル君の母親の弟、叔父さんがいろんなアドバイスをくれるわけですが、このように子供の良きアドバイザーは親だけではなく、周囲にいる大人誰でもがなり得るのです。
親ではないからこそ話せることもあるでしょう。
なので、小さい頃から親以外の大人との関わりを私は大切にするべきだと考えています。
祖父母、先生、友達の親、親の友達、近所の人などなど、周囲には、関わりを持てる大人が沢山います。
親が話して上げられることも限られます。
いろんな人と関わって、いろんな話ができたらますます、子供にとっての良い成長のきっかけになります。
出会いを大切に生きていきたいです。
娘とも小学校高学年くらいになったら、一緒に読もうかなと思います。
女の子だとまた違う意見があるかな。
楽しみです。
最後までお付き合いありがとうございます。