kokoroとkaradaを幸せに

子育て中でも、仕事も自分磨きも諦めない欲張りな女性に、笑顔で輝く毎日を。

本『スタフ』活発な行動に驚いたけど、それには裏があった。そして、親子の絆のこと

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本『スタフ』はこんな人におすすめ!

こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。

 

この本、育児中だけど、バリバリ仕事して、自分磨きも欠かさない、そんな女性に読んで欲しいです。

そう、私がこのブログの読者として想定している、「子育て中でも、仕事も自分磨きも諦めない欲張りな女性に」おすすめの1冊です。

 

輝いている女性、輝こうとしている女性、社会のためにと必死に働く女性だからこそ、1番近くにいる家族を疎かにしてしまっているのかも

 

いや、疎かにしているつもりは無いけど、子供は寂しい思いをしているのかも。

「お母さん、こっちを見て」と。

 

 

私も最近そうかもしれないと、はっとさせられることがありました。

子供の大事な中学受験の時期なのに、100%の気持ちで関わってきただろうか?

 

子供は静かに寂しい気持ちになっているものです。

もっとしっかり子供を見ようと、もっと話をしようとそう強く思う結末になっています。

 

スタフ staph

スタフ staph

 

 

 

 

あらすじ

ランチワゴンは疾走する。
危険な中学生アイドルを乗せて。

街をワゴンで駆けながら、料理を売って生計を立てる女性・夏都(なつ)。
偶然にも芸能界を揺るがすスキャンダルを知ってしまった彼女は、
その流出を防ぐため、緑色の髪をしたアイドル・カグヤと協力することに。
ある女性の携帯電話に残されたメールを削除するという、
難しくないミッションのはずだったのだが――。

想像をはるかに超えたラストで話題騒然となった「週刊文春」連載作。

 

 最初は、トラブルに巻き込まれた夏都が、そのままミッションの協力をすることになり、私だったら絶対そんなことしない!できない〜!!って驚きました。

 

この活発な行動、どこから力が湧いてくるのだろうと不思議でした。

私は絶対に関わりたくないと思う方です。

行動よりも、人間関係よりも、自分の思考に面倒なことになりそうという波長を感じ取ると、さっと距離をおくということが多いです。

 

ただこのミッション、最初から巻き込まれるように、夏都が加わるように計画されていて、最後のちょっぴり涙が出てしまう結末へと向かっていきます。

 

偶然ではなく、必然だったのです。

 

 

題名『スタフ』の意味

ネタバレになってしまうので、本当の意味はここでは書きませんが、読み終わった後ググってみてください。

物語の大事なキーワードをちょっと遠回しに語っています。

そのキーワードは不可逆性変化

 

子供の抱えた寂しさや悲しさは素直に大人に伝わりません。

そこに罪が生じ、元には戻れなくなってしまうのです。

 

だから大人が、きちんと子供たちを観てあげなくてはいけない。

「大丈夫?」なんて親に聞かれて素直に大丈夫ではない本当の気持ちを言える子供ってどれくらいいるんだろう?

きっと「大丈夫」って言ってしまうのだろうな・・・。

 

難しい難しい子育て中の時間の使い方。

あれもこれもやりたいけど、救えない罪にならないよう、子供の本当の気持ちに気づいてあげられる親にならなければなりません。

 

 

子供たちと真剣に向き合うことが本当の幸せなのかも

小さい頃はお世話に時間がかかり、うまく意思疎通ができず、夜泣きがあったり、抱っこ抱っこで体力的にきついですが、小学校高学年にもなると、なんでもできるから、お世話もないから、体力的には楽になるけど、その分心のエネルギーを必要とし、心が疲れたりします。

 

大切な子供たち。

大人ができることは、真剣に見守ること。

そして、決して寂しい思いをさせてはいけないといこと。

親だけでサポートできなくても、たくさんの回りの大人がサポートしたらいい。

 

まずは、きちんと子供と向き合う。

時間を上手に使い、優先順位をその時その時で変化させていく。

 

そして、これから親になる人たちのお手伝いも何かできたらいいな。

まだまだ、ぼんやりしているけど、そんなことを未来の自分のミッションに掲げてみよう!

 

 

最後までお付き合いありがとうございます。