体が重だるい、寝ても寝ても眠い・・・。そんな辛い症状に本『スタンフォード式疲れない体』
体が重だるい、寝てもとれない慢性的な疲れ
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
夏バテを引きずり体調不良が続いていました。
食欲がなく、寝ても寝ても寝たりない・・・。
毎日、ふらつきと戦いながらこの1ヶ月ほど過ごしていました。
この疲れ、体の重だるさ、なんとかならないかなと思い、『スタンフォード式疲れない体』を読んでみました。
「疲れた体」の4つの条件
自分の疲労を客観視するためにまずは、疲れているかどうか、正しく判断できる基準が紹介されています。
- 「脈」がいつもと違う→安静時、1分間の脈は70〜80程度。これより早かったり遅いと「疲れている」と判断。
- 「いろいろな時間」に寝ている→寝起きする時間が不規則だと、休息を司る副交感神経の働きが悪くなる。睡眠不足は回復不足。
- 「腰」が痛い→腰は体の要。腰痛が生じているときは、体の複数の部位にダメージが蓄積していることが多い。
- 「呼吸する場所」を間違っている→胸だけでは浅い呼吸をしていると、酸素不足と姿勢の歪みを引き起こし、体が疲れやすくなる。呼吸は、疲れない体を作るポイント。
脈は測ってみたら、90近くあり早くなっていました。
腰は問題ありませんが、睡眠は寝ても寝ても眠いので、質が悪いのだと思います。
最後の呼吸は、意識していませんでしたが、気づくと胸で浅い呼吸を繰り返していました。
次は疲れない体のための「呼吸」を紹介します。
「IAP呼吸法」
「IAP」とはIntra Abdominal Pressureの略で、腹圧を意味します。
この呼吸法は、息を吐くときにお腹をへこませる腹式呼吸とは異なります。
息を吸う時も吐く時もお腹をへこませず、息を吐くときに圧をお腹の外にかけるように意識して、お腹周りを固くする呼吸法(腹圧呼吸)です。
現在トライ中ですが、呼吸が深くなり、気持ちいいです。
そして、リラックス効果もあります。
寝る前にはIAP呼吸を取り入れ、横隔膜を動かし、副交感神経を優位にして睡眠の質を高めることができます。
呼吸が浅くなっていると感じたらIAP呼吸法試して腹圧を高めると、体に落ち着きが戻ってくるそうです。
疲れを持ち越さない究極のリカバリー法
疲れていると家から出ずにゆっくり休もうと思いがちですが、家でじっとしているだけでは、疲れは取れないどころか、むしろ増える可能性があると指摘されています。
軽い有酸素運動
疲れを素早く解消するには、体を動かして回復を図る「動的回復法」が効果的であるとあります。
軽い有酸素運動は「ゆっくり走る」「泳ぐ」がおすすめ。
疲れた日はついつい家にこもりがちですが、体を動かした方が、疲労から回復できます。
回復浴
「冷水」と「温水」に交互に浸る「交互浴」がおすすめされています。
血流が改善され、自律神経のバランスが整うとあります。
やり方はこちら
- お風呂に入る前に、水が入った350ミリリットルのペットボトルの半量を飲む
- 1分ほど、10〜15度のシャワー(冷水シャワー)を浴びる
- 37〜38度くらいのお湯に30秒浸かる
- 冷水シャワーを30秒ほど浴びる
- 3.4を10〜12分ほど、回数にして約10回繰り返す(水分が失われるので、それ以上はNG)
- 最後、冷水シャワーを1分ほど浴びて入浴終了
- お風呂から上がったら、1の残りを飲み干して完了
いきなり冷水シャワーってこの時期寒そうだけど・・・と思い、まだ挑戦していません。
しっかりお風呂場を温めておけば大丈夫かな。
そして30秒ごとに出たり、入ったりって逆に疲れそう〜とか思ってしまうのですが・・・。
実践してみたら、感想をレポートします!
睡眠と食事
睡眠は「量」をしっかり確保した上で、寝る前にIAP呼吸法をしたり、就寝90分前までに交互浴を済ませたりして「質」を高めていくのが、疲労回復を図る賢明な方法であると書いてあります。
そして、食事に関しては、自分が口にするものが、明日のコンディションを壊す可能性があるということを心にとどめてほしいとあります。
私もいつも気をつけていますが血糖値の急上昇、急降下が体をだる〜くするので、砂糖の塊のような食べ物は口にしません。
加えて、気をつけることとして、
- 脂っこくて甘いものを口にするのは避ける
- できれば毎日違うものを食べる
- タンパク質、ビタミンはとにかく疲労回復にいい!
とあります。
他にも日常動作についてのことや、水分をたくさん取ることなど、「疲れない体」を作るための方法が紹介されています。
急に全部はできなくても、できるところから取り入れ、「疲れない体」を手に入れたいです。
やる気はあるのに、体がついてこない・・・という状態は非常に勿体無いので、体づくりにしっかり自分のリソースを使っていきたいです。
最後までお付き合いありがとうございます。