「働き方」の教科書 無敵の50代になる!
「働き方」の教科書
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
明日の出口治明さんの講演会の予習のためにこちらの本を読みました。
「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/09/18
- メディア: 単行本
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「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本と表紙に書いてあります。
自分が50代になった時にどんな働き方が理想なのか、そのために今から準備することは何か本の中からヒントを探してみました。
印象に残った部分
- 人生は99パーセント失敗する
人生を無駄にする三つの行動
「済んだことに愚痴を言う」
「人を羨ましいと思う」
「人によく思われたいと思う」
特に3番目の「人によく思われたいと思う」ことから逃れるのが最も難しいそうです。
しかし、人生失敗は珍しいことではないのです。
どんどんチャレンジしていくことが大切!
チャンスを無駄にしないように、どんどんやってみようというポジティブなメッセージが印象的でした。
- 仕事は美学ではなく合理性
人生の3割しかない仕事は「どうでもいいこと」です、とあります。
正直、衝撃的でした。
そして、ふっと気持ちが楽になりました。
仕事をするうえでは、この「どうでもいいこと」だという認識が大切で、世の中の多くのビジネスパーソンは「仕事が人生のすべて」だと錯覚しているそうです。
- 部下はみんな「変な人間」である
子供は生活の一切を親がかりですが、それだけ従属しているにもかかわらず、子供は親の言うことを聞きません。
会社の上司は、自分の部下の衣食住の面倒を見ているわけではありません。
そう考えれば、部下が思い通りに動かないのは当然だというリアルな認識を持つことができるのです。
なるほどと思いました。
自分の思うとおりに動かそうとするのではなく、自分の考えや期待していることを明確に部下に伝えていこうと思いました。
- 「安心感」と「仕組み」で部下をやる気にさせる
ニッコリ笑うことは、部下に安心を与える合図です。
仕事の時におそらく難しい顔になっている時があるので、目があった時は笑顔を忘れずにいたいです。
そして、部下をやる気にさせる仕掛けを作っていくことが紹介されていました。
ただ、「やりなさい」ではなく、こちらの指示の出し方が部下のやる気の鍵を握っていることに気づきました。
- 根拠のない精神論を排除する
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」
有名な山本五十六の言葉です。
私もこの言葉をいつも心に留めながら部下教育や子育てに向かい合っています。
そして、最後に本の中にこんな文章があります。
「20代は自分1人でやる仕事のやり方を覚え、30代では人を使いながらチームで仕事をすることを覚え、40代では組織を率いることを覚える」
もうすぐ40代。
組織を率いるスキルを身につけていきたいです!
最後までお付き合いありがとうございます。