映画「リメンバー・ミー」死んでも心に生き続けるということを心に刻む
映画「リメンバー・ミー」
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
先日、娘と一緒に映画「リメンバー・ミー」をBlu-rayで観ました。
まずは、カラフルな映像に心がワクワクします。
娘と「わぁ〜、きれい〜」と目をキラキラさせて映画を観ました。
「死者の国」がこんなにキレイなところであれば、死も怖くない?と思ってしまいます。
人の死、しかも身近な家族の死をどう捉えるのか、家族と祖先とどう向き合うのかということを考えさせられる映画になっています。
人間が生きていく中で、とても大切な部分を思い出させてくれるのです。
「リメンバー・ミー」。
娘にも悲しい気持ちだけではない、人の死に接することのできる映画だったと感じています。
あらすじ
1年に1度だけ他界した家族と再会できるとされる祝祭をテーマにした、ディズニー/ピクサーによる長編アニメ。死者の国に足を踏み入れた少年が、笑いと感動の冒険を繰り広げる。監督と製作には、『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督と、製作を担当したダーラ・K・アンダーソンが再び集結。テーマパークのような死者の国の描写、祖先や家族を尊ぶ物語に引き込まれる。
過去の出来事が原因で、家族ともども音楽を禁止されている少年ミゲル。ある日、先祖が家族に会いにくるという死者の日に開催される音楽コンテストに出ることを決める。伝説的ミュージシャンであるデラクルスの霊廟に飾られたギターを手にして出場するが、それを弾いた瞬間にミゲルは死者の国に迷い込んでしまう。元の世界に戻れずに困っていると、ヘクターという謎めいたガイコツが現れ……。
死んでも心に生き続けるということ
人は死んでしまったら、もうその人とは2度と会えないという悲しさがあります。
でも、その人を忘れないうちは心の中でまだ生きているのです。
それは、映画の中では「死者の国」で生きていることになります。
忘れない限り、生きているのです。
死への向き合い方が少し変わると思いませんか?
ただ、忘れられてしまったら死者の国でも死んでしまうのです。
2度目の死です。
ここは、娘にも理解出来たようで、「忘れちゃうと本当に死んじゃうんだね」と涙ぐんでいました。
だから、「リメンバー・ミー」、「覚えていて」なのです。
心で覚えていれば、どこかで、恐らく死者の国で生き続けているということなのです。
家族を忘れないということ
祖先を想い、家族で毎年挨拶に行く習慣も子供達にとって大切なことです。
私たちは時々、1人で生きているような気になる時がありますが、父がいて母がいて、そして祖父がいて祖母がいるのです。
そして、祖父や祖母にも父と母がいて祖父と祖母がいる・・・。
永遠に続いていくのです。
誰1人として欠けてしまっては、私は存在しない。
だから、忘れてはいけないのです。
子供達にもこの想いを理解して欲しいので、毎年義理母、子供達から見ると祖母のお墓参りは欠かしません。
そして、お墓に着くと、義理母の大好きだったコーヒーを入れて、皆で今年あった出来事を報告します。
娘は「おばあちゃん死んじゃったんだね」と涙を流しますが、「おばあちゃんは、心の中で今も生きていて、いつもあなたを見守ってくれているよ。感謝しようね」と話します。
いつも、不思議そうにしている娘ですが、この映画を観てどういうことなのか、少し理解したようでした。
忘れなければ、その人は生き続ける。
絶対に忘れません。
死を恐れずに受け入れる
心から完全に忘れてしまったら、その人は本当に死んでしまう。
そうであれば、忘れなければいいのです。
自分が覚えている間は、生きている。
逆に生きている人も、忘れられてしまったら、存在として死んでしまうのかな・・・。
毎日を、ただただ精一杯生きていきたい。
忘れられない人間でいたいな。
何ができるかな。
いろいろ考えてみよう。
最後までお付き合いありがとうございます。