漢方で体をニュートラルな状態にすれば簡単に痩せる!
漢方で体調改善!痩せる!
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
以前ブログに長い間めまいに悩まされていたことを書きました。
記事はこちら。
検査ではどこも異常が見つからない、フワフワめまいと体の揺れと強い不安感 - kokoroとkaradaを幸せに
漢方薬で体調が良くなり、生活が充実してきて、本当に良かったと思っています。
漢方は、西洋医学ではアプローチしない、体全体を元の状態に、または、あるべき状態に戻すということをしてくれます。
疾患のある局部だけを治すわけではありません。
私は、この効果を不調を感じる多くの人に知ってもらいたいと日々考えています。
今回は、私と同じめまいを漢方薬局に通いながら克服し、しかも自然と痩せたということが書いてある、群ようこさんの『ゆるい生活』という本を紹介します。
本『ゆるい生活』
内容
ある日突然めまいに襲われ、飛び込んだ「漢方薬局」。そこで教えられたのは、冷え、水分、甘み、余分なものすべてを体から抜きとっていく暮らしだった…約6年にわたる体質改善を綴った実録エッセイ。
著者と同じように、私も「冷え」「水分」「甘み」によって体の調子が悪くなっていました。
「冷え」について
もともと冷え性で、手足が冷たくなるタイプですが、冷たい食べ物や飲み物の摂取が多いことでも、体を冷やします。
夏は特に冷たい飲み物を飲み、アイスを食べますし、冷やし麺も美味しいです。
体も胃腸もどんどん冷やしていくわけです。
冷えることで胃腸は疲れ、栄養は体に届かず、血行も悪くなります。
本書では、お疲れの冷えた胃には、「人参湯」が紹介されていました
「人参湯」は、人参、甘草、蒼朮、乾姜の生薬が入っていて、手足やお腹が冷える方の胃腸の不調に効きます。
「水分」について
この「水分」についてが1番大きな発見になりました。
もともと私はあまり水分を取らない方でした。
それが、初めてのめまいを経験した3年前くらいから、やたらと水分を摂るようになりました。
なぜなら、水分を摂ると、体の巡りが良くなると考えたからです。
しかし、摂れば摂るほどトイレが近くなります。
もちろん、水分摂取量が多くなれば、尿も増えますが、飲んだものが、そのまま体をすーっと通り抜け、体の外に出ているイメージなのです。
ひどい時は、1時間に1回とかトイレにいっていました。
これ、どういうことかわかりますか?
私は、この本を読むまで、自分のこの「飲んだらトイレ」がこういう仕組みでなっていることだと気づきませんでした。
体に余分な水分を持っている人は、あまり水分を摂ってはいけないのです。
体には充分すぎるほどの水分があるため、吸収されないので、そのまま出ていくわけです。
当たり前といえば、当たり前ですが、気付かない私・・・。
理由のない不安な気持ちを落ち着かせるために、水分を飲んでいた気もします。
こういう人は、熱中症にもなりにくいそうです。
それから、1日の水分摂取量をぐっと減らしました。
喉が乾いても、少しずつ口に入れるだけ。
トイレの回数も適正になり、体が軽くなってきました。
余分な水分をため込んでいる人の舌は、ベーっと出すと、舌の縁に歯型が付きます。
私もずっと、くっきりついていました。
そんな舌を見ながら「あー、今日も水分たまっていて、怠いな」と思い、また水分摂る・・・という悪循環な毎日。
水分摂取を減らしてからは舌の縁の歯型は以前ほどくっきり出ず、うっすらとなってきています。
本書では、水分を抜くのに「苓桂朮甘湯」が紹介されていました
「苓桂朮甘湯」は、茯苓、蒼朮、桂皮、甘草という生薬が含まれていて、余計な水分が溜まっている人のめまいや頭痛、動悸などに効きます。。
「甘み」について
甘いもの大好きです。
疲れたら、嫌なことあったら、取り敢えず甘いものを口に入れるとホッとします。
この甘いものたちが体に悪さをします。
漢方では、「甘み」は、ベトっとしていて、そこにとどまるという性質があると捉えます。
はい、またここで巡りが悪くなる原因です。
血行が悪くて、水の代謝が悪いのに、そこに甘いもの食べたら、ますます流れなくなります。
だいぶ砂糖の量を減らした食生活を送るようになってからは、多めの甘いものを食べると、途端に体が怠くなります。
ひどい時はフラフラしたり、頭痛くなったりします。
危険・・・。
こうやって甘いものを摂ると調子が悪くなることが分かっているのに、ついつい食べてしまうんですけどね。
本のなかでは、ついつい食べてしまった時のお助け漢方として「呉茱萸湯」と「半夏瀉心湯」が紹介されていました。
呉茱萸湯は、呉茱萸、生姜、人参、大棗という生薬が入っていて、手足が冷える、胃腸が弱い方のズキズキする頭痛、甘いものや冷たいものを食べた時になる頭痛に効きます。
半夏瀉心湯は、黄蓮、半夏、人参、黄ゴン、生姜、甘草、大棗という生薬がか入っていて、吐き気や胃痛、下痢にも効きます。
リンパマッサージ
そして、この滞った体から余分なものを出しきるために、本ではリンパマッサージをしていました。
1週間に1度の漢方薬局への通院で、リンパマッサージをしていることが紹介されていましたが、これ、驚くほどの痛さだそうです。
もちろん何もたまっていなかったら、痛くないそうですが、どっさりたまっていると耐えきれないほどの痛さだそう・・・。
私、絶対痛い。
というわけで、リンパマッサージに行く勇気はないので、入浴後に自分でリンパマッサージをやってみようと、本やオイルを買ってみました。
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続けてみての効果はまた、後ほど報告します!
何もしないで、簡単に痩せてきた!
このような漢方とリンパマッサージの治療を続け、体に余分なものが抜け、甘いものを避けることで、みるみる体重が落ちたとあります。
漢方薬局の先生は、「体をニュートラルな状態にすれば体は痩せていくのです」と。
水を貯めやすい人は、あまり激しい運動も向かないそうです。
体に大切な「気」が抜けていってしまうので。
だから、余分なものを食べない、貯めないが大切なのです。
話題になるダイエットを片っ端から試すより、続かない食事制限や運動習慣よりも、元々の体の状態に戻してあげることが体にとって1番大切なのです。
体の不調もダイエットも手助けできる薬剤師になりたい
前回の長く続いているめまいの記事にも書きましたが、今、国際中医師の免許取得のために勉強を始めました。
本の内容にもあるように、その人の体質にあった生活習慣と漢方によって、体はもともとあった状態に戻すことができます。
もともとあった状態に戻れば、元気も出るし、体も痩せる。
私はこの過程をお手伝いして、1人でも多くの人が幸せになってほしいと思っています。
本で紹介されていた漢方薬局の先生の言葉にも、「口に入れるものの重要性を伝えていかなくてはいけない」とありました。
私が経験してきたこと、学んだことを活かすチャンスです。
本当は若い人たちにも知ってもらいたい。
子供達にも。
私がやるべきことを、頑張っていきます!
最後までお付き合いありがとうございます。