kokoroとkaradaを幸せに

子育て中でも、仕事も自分磨きも諦めない欲張りな女性に、笑顔で輝く毎日を。

ビジネススクールの2年間で学ぶ必修基礎&フレームワークが1フレーズですっきりわかる、本『MBA100の基本』

f:id:izuao8492:20181124153851j:image

ビジネスの基礎を身につけよう!本「MBA100の基本」

こんにちは。「kokorとkaradaを幸せに」かなです。

 

社会人になってからだいぶ経ちますが・・・、一度目を通しておきたいなと思い買っておいたこちらの本をやっとパラパラと読みました。

 

もう、当たり前にやっていることも多いですが、「そうだよね」と初心に戻って新たな気づきになったり、慣れてしまって本質の部分を忘れてしまっていることを思い出したりしました。

 

基本的には、こちらの本はこれから社会人になる人や社会人になってから3年目くらいの方にオススメかなと思います。

しかし、ベテラン社会人さんたちも、最近なんだかうまくいかないなと思った時には、パラパラめくるとヒントになることが見つかる本になっています。

 

 

MBA100の基本

MBA100の基本

 

 

 

 

目次

  1. 論理思考・説得力を高める
  2. 問題解決・望ましい状況手に入れる
  3. 経営戦略・よき戦略なくして長期的な繁栄はない
  4. マーケティング・効果的にキャッシュを得る
  5. リーダーシップ・人が動いてくれなければ、どんな仕事も実現できない
  6. 組織・いい仕組みが競争力を向上させる
  7. 定量分析・数字を使って意思決定をし、人を動かす
  8. アカウンティング・会社の数字を正しく読みとる
  9. ファイナンス企業価値の最大化を図る
  10. 新事業創造・企業存続の道であり、経済成長の源
  11. 交渉、説得、会議・コミュニケーションによって生まれる価値

 

この目次を見て、自分がつまずいてしまっているなとか、上手くいかなくて困っているという部分だけ、読んでみるのもオススメです。

きっと解決できるヒントが見つかるはずです。

 

 

 

100の基本の中から改めて気づきになった部分をいくつか紹介します。

 

 

論点は何?

「何を考えるべきか」をまずは考える

何をする時も論点を外してはいけません

教育にも大切です。

そして、会議などの打ち合わせの時に最も大事です。

今、何について討論しているのか、常に頭に置いとかないと、会議などは迷走します。

資料作成でも気をつけないといけません。

「論点は何か?」

これを常に頭に置いて仕事をしよう!

 

 

根拠は3つ

複数の納得感の高い根拠で、バランス良く主張支える

何かを主張する場合、「柱となる根拠」が必要になります。

この根拠を3つ用意しましょう。

論理的で説得力のある主張するためには、論理の構造がしっかりしている必要があります。

そのための考え方に、ピラミッド構造があります。

上段から下段に向かって「なぜ?」に答えるという関係でつながっていきます。

自分の意見を主張する場面はビジネスにおいて度々登場します。

「なぜ」の根拠をしっかり用意し自分の主張を相手に伝えていきましょう。

 

 

 

空、雨、傘

事実を眺めていても何も生まれない。意味合いを考える。

「何をすべきか」という行動への示唆を仮説でもいいので考えることが、ビジネスの大きな推進力となります。

「空が曇ってきた」→「今日は雨が降りそうだ」→「傘を持っていくべきだ」というロジックで、ここで重要な問いかけは、“So What?”(だから何?)です。

根拠をしっかり確認しながら、意味合いを考えて行動に移していくのです。

 

 

 

問題が設定できたら、解決は容易

適切な問題の設定なくして効果的な問題解決はない

問題解決のプロセスの第一歩は、問題を正しく設定することです。

ここを間違ってしまうと、後工程で正確な分析を行ったとしても、問題は解決されません。

「あるべき姿」を的確に描き、現在とのギャップが解決すべき問題となります。

この問題設定を間違えたことにより、ものすごい遠回りをしてしまった経験は何度もあります。

ついつい解決策に時間をかけたくなりますが、「問題か何なのか」の設定に時間をかけ、正確に把握することが大切です。

 

 

 

「眼」で考えよ

グラフ化して直感的に考えることが大事

数字の列挙だけでは何も見えなかったのに、グラフ化することで新しい発見があるということはよくあります。

正しいグラフにすることを習慣付け、「眼で考える」癖をつけたいものです。

ここで、1つ気をつけないといけないことは、不適切なグラフを作成しないようにすること。

これも練習です。

 

 

「ない数字」はBest Estimateで作り出せ

ほしい数字が手に入らない時こそ腕の見せどころ

 どうしてもほしい数字が見つからない場合は、自分なりに他の数字をベースに、最適と思われる前提を置いて数字を「作り出す」ことが求められます。

実際に調べることが難しい数値を、さまざまな手がかりをもとにラフに試算し、おおよその値を求める思考方法にフェルミ推定があります。

フェルミ推定を常日頃頭の中でトレーニングしておくと、いざという時にも、数字を作り出す能力が向上します。

常に数字にしてみる習慣がビジネスにも役に立ちます。

 

 

 

いかがでしょうか?

100の中の本の一部ですが、ビジネスにおける基礎がたくさん詰まっています。

ワンランク上のビジネスパーソンへのヒントに!

 

 

最後までお付き合いありがとうございます。