本『伝わる・揺さぶる!文章を書く』
「伝わる・揺さぶる!文章を書く」
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
日常で、文章を書く機会はたくさんあります。
しかし、意識していないと自分の伝えたいことがうまく伝わらないという事があります。
そして、せっかく書くのなら相手に響く文章を書きたい!
という事で、こちらの本を読んでみました。
文章の基本構成
- 論点→何について書くか。自分が取り上げた問題。
- 論拠→意見の理由
- 意見→自分が一番言いたいこと。1に対する結論
自分が言いたいことをはっきりさせ、その根拠を示して、読み手の納得・共感を得る。
最も重要なことは一番言いたいこと、すなわち、自分の「意見」です。
意見のない文章は、「結局、何が言いたいのか?」ということになってしまい、文章として成立ちません。
書くために、何をどう考えていくか?
7つの要件の思考法
- 意見 自分が一番言いたいことを発見する。発見する方法としては自分で「問い」を立てて、自分で「答え」を出す、さらに、その答えに、新しい問いを立てる。問い→答え→問い→答えを繰り返していくことで、考えが前に進む。これを、粘り強く繰り返していけば、自分の考えがはっきりする。これが「意見」となっていく。そして、問いを立てるエリアを時間軸(過去、現在、未来)へと視野を広げたり、空間軸(自分→自分の身の回り→会社→日本社会→世界・・・・)へと視野を広げて考えを深めていく
- 望む結果 何のために書くか?
- 論点 何を書くか?集め方・絞り方・決め方 どのような問題を、どのような角度で扱っているかということを指す。自分の意見は意識しても、その裏にどんな問題意識を持ったかは、なかなか意識しない。論点を設定した方が、読み手にとって具体的なイメージが湧き、興味をそそるものとなる。
- 読み手 読み手はどんな人か? 相手に応じて書き分けたり相手の側から物事を見てみる。
- 自分の立場 読み手から見た自分の見え方、立場を知り、それに応じた文章対策をする。
- 論拠
- 根本思考 自分の根っこの想いに忠実か?
最後にもう1つ大切なこと
文章を書く時、「読み手から見たら、これを読む動機は何だろう?」と考えてみる。
相手のモチベーションを引き出せるか、引き出せないかは、文章の書き出しにかかっているのです。
文章はすぐに上手になるわけではありません。
毎日の書くことを習慣づけ、要件7つを意識して、考えて書く癖をつけていきたいです。
最後までお付き合いありがとうございます。