本『マネージャーの最も大切な仕事』
マネージャーの最も大切な仕事
「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
日々の仕事の中で、忙しさのあまり、自分の仕事の大切な部分を忘れそうになる時があります。
毎日のタスクの処理に追われて、時間がどんどん経っていく・・・。
そんな時にこの本を読み、自分のやるべきことを再認識しました。
マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力
- 作者: テレサ・アマビール,スティーブン・クレイマー,中竹竜二
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2017/01/24
- メディア: Kindle版
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目標は個々のやりがいと会社の利益の両立
マネージャーの最も期待される役割は「やりがいのある仕事の進捗をサポートすること」。
そして、「インナーワークライフ」(個人的職務体験)を豊かに生み出す環境を創り上げることとあります。
インナーワークライフは会社のパフォーマンスに最も影響するもの。
目に見えるものは売り上げなどの数字ですが、実際にそれを支えているのはインナーワークライフであり、そのサポートを行うことがリーダーの役割です。
このインナーワークライフは、
感情×認識×モチベーションの相互作用
- 感情→「快・不快」と「強度」
- 認識→意味を考え、状況認識する
- モチベーション→仕事をするかどうか選択し、それに努力を費やすかどうかを選択し、さらにその努力を続けようかどうか選択する
七大触媒ファクター
インナーワークライフにポジティブな影響を与え続ける七大触媒ファクターが存在します。
- 明確な目標設定をする
- 自主性を与える
- リソースを提供する
- 十分な時間を与える、しかも与えすぎてはいけない
- 仕事をサポートする
- 問題と成功から学ぶ
- 自由活発アイディア交換
これは、常に意識していかなくてはいけないことばかりですが、忙しいと目の前の仕事に集中しついつい忘れがちです。
気をつけたいです。
栄養ファクター
もう1つ大切なことは、人が気持ちよく働けるよう支援する栄養ファクター。
仕事において誰もが欲しがる人間関係のことです。
- 尊重
- 励まし
- 感情的サポート
- 友好関係
互いに栄養を与え合う環境が大切です。
同じ仕事でも、人間関係が良好な職場とそうでない職場では、生産性にも大きく影響します。
まとめ
ここまで紹介した内容はほんの一部で、マネージャーが仕事をするにあたって非常に大切なことが盛りだくさんです。
最後の章には、好循環を維持し、悪循環を断ち切る進捗チェックリストが付いています。
この部分をコピーし、仕事の手帳に挟んで常に持ち歩くことにしました。
仕事の目指す方向を見失いそうになった時に、振り返りに使用し、
「やりがいのある仕事の進捗をサポートすること」を忘れないようにしていきます!
最後までお付き合いありがとうございます。