本『抜擢される人の人脈力』
人脈力
こんにちは、「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
会社の中で、様々な仕事に抜擢され、生き生きと仕事をしている人と、そうでない人。
一体、何が違うのだろう?
そして、仕事の中で自分は一体何がやりたいんだろう?
そんな疑問を持っている時に素晴らしい本に出会いました。
抜擢されるまで、受け身に待っているのではなく、自分から行動をして、チャンスを掴むやり方を紹介しています。
その、チャンスを掴むためのパターンを「人脈スパイラル・モデル」と名付け、大きく五つの主体的な行動によって実現できると考えられています。
1.自分にタグをつける→自分は何屋なのか?
仕事における自分の訴求ポイントを明確にし、相手にわかりやくす伝え、何かの時に思い出してもらうために印象づける事。
- タグ①将来、どんな仕事をしたいか
「やりたいこと」を考えるにあたり、重要なことは「自分との対話」、つまり「内省」の時間を持つこと。
- タグ②自分にできることは、何か
まずは「◯◯をしたい」と宣言し、少しずつ実力を養いながら「実際に◯◯ができる」というレベルまで成長していけばいい。
- タグ③相手にどんなメリットをもたらすか
相手が受け入れやすい形に加工する必要がある。
タグを磨くには、誰かに話をして、その反応を見ながら、さらにブラッシュアップするという訓練をするといいそうです。
2.コンテンツを作る
コンテンツとはタグの裏づけ。
コンテンツを作れそうなチャンスを得ても、いきなり「自分のやりたいこと」を実行しない。
ますば、相手に「自分の可能性や価値を認めてもらう」「相手の求めていることに100%で応える」ことに重点をおく。
「ギブ&ギブ。ずっと後になってからでもいいから、何かテイクできればラッキー」くらいの気持ちが必要。
では、どの程度のレベルの実力、すなわちその人の市場価値だと、コンテンツとして成立するのか?
市場価値=能力×実績×意欲
この三つの要素が、コンテンツとなる。
- 能力は、具体的な知識やスキル。
- 実績は、仕事の中で得られるもの。能力をどう使って結果を出したかということ
- 意欲は目標を共有して、その達成のために努力すること
3.仲間を広げる
様々な集まりの中で誰かと話をすることは、インプットとアウトプットを両立できるというメリットがある。
一定のインプットの後は同程度のアウトプットをした方が学習効果が高まる。
そして、様々な集まりの中で話す効果として特に大切なのが「自分が何をわかっていないか」がわかること。
4.自分情報を流通させる
「口コミ」を起こすためには、目の前の相手に自分とのディスカッションや会話を楽しんでもらう工夫、努力をする。
5.チャンスを積極的に取りに行く
以上が、この本で紹介されていた内容です。
そして、最後に最も印象に残った一文。
「脳に汗をかく」くらい頭を使う
結論が出るまで最後の一絞りまで絞りきるような感覚。
何かを考えるときに、「どこで突っ込まれそうか」「何か抜け漏れはないか」「多面的な視点で見ているか」などを気にしながら、一気に思考を深める習慣を身に付けることが大切とあります。
まだまだ、何となくしている仕事が存在するため、今一度、自分が何をしたいのか、相手にどんなメリットが与えられるのか考えながら、5つの行動を起こしていきたいです!
最後までお付き合いありがとうございます。