息子をやる気にさせた勉強スケジュール管理術
中学受験のための勉強スケジュール管理術
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
今年は受験生の小6息子。
最近、勉強せずにぼーっとテレビやタブレットを見たり、ゲームをしたり・・・。
クラス替えもあり、新しい学年で疲れているのかなという思いと、先日の塾での個人面談で先生に「見守りましょう」とアドバイスをもらっていたので、放っといていたのですが、
ん〜、どう見てもまずいよね・・・。
と思い、なんとかやる気を出してもらうための仕組み作りをしなくてはと決心しました。
息子をやる気にさせるポイント
こちらから、こうしたらとアドバイスしてもほとんど聞き入れないことはわかっているので、ポイントは以下の3つ
- 自分で決めたと実感できること
- 計画の見える化は必須
- 私も忙しいので、基本的には自分で管理できる仕組みであること
何かいい方法はないかと考えたときに、図書館で見ていた雑誌にヒントを発見。
雑誌は「AERA with Kids 2017秋号」で特集されていた“どんな子でもうまくいく!時間管理”です。
AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2017年 10 月号 [雑誌]
- 作者: 安浪京子,高濱正伸,陰山英男,石田淳
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/09/05
- メディア: 雑誌
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「 この雑誌に勉強の計画を立てる楽しそうな方法載ってるよ〜」と息子を誘い、一緒に見ました。
「取り入れることができるものあるかな〜?」と聞くと目をキラキラさせて、「これやりたい!」と決め、完成したものがこの写真です。
息子の勉強スケジュール表
簡単に言うと、「やる前」に貼ってあるマグネットシートを勉強が終わったら「やった後」に移動させていきます。
塾では1週間でこなす宿題が出ます。
一応、スケジュール表になってはいますが、日々のやることが平均化していないのと予定が入ったりすると、全てをこなせないので、前日にやるか後にするかなどのアレンジが必要です。
息子の頭の中でスケジュールを組み替えて、今までもやっていたようですが、私が今どれくらいの進捗なのかさっぱりわかりません。
そのため、無駄に「勉強しなくていいの〜」の声かけが増えてしまうのです。
以上のことを踏まえて、まずはもらってきたスケジュール表を項目ごとに全部切り分けます。
その後、教科ごとに色分けしたマグネットシートに剥がせる両面テープを使って勉強する項目を貼っていきます。
ここまでは私も手伝いましたが、曜日に割り振るところは息子自身で予定の書いてある手帳を見ながら貼っていきました。
自分で決めると言うことが重要です!
アドバイスもしません。
やらされたという気持ちにならないように全部自分で考えて配置していきます。
途中、これはこっちの方がいいのではと思う場面もありますが、失敗してもいいのです。
子供にもちゃんとPDCAサイクルを回して欲しいなと思ったからです。
出来上がると私も息子がどのように勉強を進めて行こうと考えているのか一目でわかります。
このスケジュールを作っている間は非常に楽しそうにしていました。
そして、このスケジュール管理ツールを使い始めてから、息子の様子が大きく変化しました。
まだ使用して5日ほどですが、何も言わなくても今日のやることを、黙々と進めています。
勉強がどんどん進むようになっただけではなく、笑顔も増え、妹にも優しくなり、話もたくさんしてくれるようになりました。
きっとそろそろ反抗期だからと勝手に諦めていましたが、仕組みを変えるだけでこんなに変わるんだと感動しました。
今日でGWが終わりですが、勉強の進捗はこのようになっています。
計画通りです。
「さん」と書いてあるのは算数のプリントです。
作成したのがちょうどGWが始まる時だったので、GW中の宿題が出ていました。
全ての子に同じようなやり方がしっくりくるわけではないですが、スケジュール管理のヒントになったらいいなと思います。
どんなやり方でも、子供自身が決めたということが大切だと私は思っています。
これからも、息子の頑張りをあたたかく見守っていきます。
最後までお付き合いありがとうございます。