本「赤毛のアン」アンのように毎日ワクワクして目覚めていますか?
赤毛のアン
こんにちは。「kokoroとkaradaを幸せに」かなです。
「赤毛のアン」、みなさんは読んだことありますか?
この有名な本を、実は、私は一度も読んだことがありませんでした。
どんな世界が広がっているのかワクワクしながら読み始めました。
- 作者: ルーシー・モード・モンゴメリ,Lucy Maud Montgomery,村岡花子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/02/26
- メディア: 文庫
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アンの想像力と言語化が毎日の生活のヒント
アンは目の前のイヤな事、ツライ事を幸せな想像で乗り越えていきます。
同じ出来事でも、どう捉え、想像を膨らませ、前に進んでいくかがいかに大切なことなのか気づかされます。
事実は変えられない。
変えられるのは自分の気持ち。
そんな事を考えさせられます。
そして、アンはよくしゃべります。
これだけ、自分の気持ちを言語化できるという事は、素晴らしい事であり、物事を前に進める大きな力になるんだろうなと思いました。
心や頭の中にモヤモヤしている様々なこと。
言語化して口に出していくうちに、新しいことに気づいて、解決策が見つかったり、課題が見つかったり、具体的な行動が見つかったりします。
そうやってアンは、どんな困難なことにも前に進むことができたのです。
口に出してみる、口に出せなくても書き出してみると思考が整理されることと同じことをアンは毎日の生活の中でやっているのです。
景色描写がステキ
鮮明で美しい自然の景色描写も、この本の魅力的な要素です。
まるで、自分がグリーン・ゲイブルズで暮らしているような気分になります。
そして、朝、目覚めた時の描写がステキ。
窓から見える自然の景色や太陽が昇ってくる様子、そして、
「どんな朝もわくわくする」
と言うアン。
「あー今日も始まったぁ、仕事だぁ、嫌だなぁ」
なんて思わないで、
「これから1日、何が起きるのか誰にもわからない。想像の余地がたっぷりあるわ」
と思えば、同じ1日の始まりでも、見える景色は全く変わっていきます。
自然と笑顔になります。
アンが見た同じ景色を見てみたくなりました。
目の前の当たり前に幸せを感じる力をアンに教えてもらいました!
毎日の生活の中には、驚くほどたくさんの幸せに溢れています。
毎日の愛情と感謝と熱意、そして希望を忘れずに生きていく。
なんて素晴らしい!
どんな出来事も自分がどう捉えるか、どれだけ周囲の人にギブできるかだなぁと読み終えた後は、幸せは自分でなんとかなるという自信がつきます。
何かに躓いてしまった時に、また読みたい1冊です。
最後までお付き合いありがとうございます。